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英語長文の速読力アップに必要な2つの段階とは

 
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もってぃー
暗黒の中学時代を反省して、高1のときに全力で勉強法を勉強。結果、高3の頃に総合学年10位台、数学・物理で学年1位をGET!身につけた勉強法に磨きをかけて、今は勉強を教えない学習塾STUDYBANKの塾長してます。塾だけじゃなくて、ブログやってたり、イベントやってたり、コミュニティ作ってたりと、いろいろ楽しみながら生きてます。

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英語長文の速読は、やみくもに練習しても身につきません。

 

まず、速読の2段階である、

  • レベル1「日本語と同じスピードで読める状態」
  • レベル2「問題解答に必要な部分を拾える状態」

の存在を意識すること。

そして、それぞれのタイミングで適した速読練習をすること。

 

これらステップを心がける必要があります。

以上を踏まえた上で、「英語長文を速読するための勉強方法」について解説します。

 

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「英語長文を速読する」とは

「速読=とにかく速く読む」じゃない!

多くの受験生が、「速読=とにかく速く読むこと」だと勘違いしています。

字面からそう思ってしまうのも仕方ありません。

 

速読の勉強方法を話す前に、「英語長文における速読」について正しく理解しておきましょう。

 

「英語長文を速読する」とは具体的に、

英文速読の2段階

  • レベル1「日本語と同じスピードで読む」
  • レベル2「問題解答に必要な部分を拾って読む」

の2段階のことを意味します。

 

レベル1「日本語と同じスピードで読む」

まず目指すべきレベルは「日本語と同じスピードで読む」という状態です。

 

小説や現代文を読むスピードをイメージしてください。

決して「速い」とはいわないですよね。

 

特に、センター試験や大学入学共通テストで出題される英語長文は、「アメリカの小学4年生が満点取れる」とされています。

いくらアメリカ人とはいえ、小学4年生が完答できるレベル。

次から次へと、ビュンビュン読み進めるような”速読力”なんて、大学受験ではそもそも求められていないのです。

 

レベル2「問題解答に必要な部分を拾って読む」

次に目指すべきレベルは「問題解答に必要な部分を拾って読む」という状態。

 

ちょうど、この記事を読んでいるような感覚です。

上から順に読み進めていると思いますが、1文字1文字、ていねいに、じっくりと読んでいるわけではないはずです。

 

上からザッとスクロールしながら斜め読みして、「ここ、重要そうだな」という部分でピタッと止まり、その前後を注意深く読む。

そして「なるほどなぁ」と納得したら、またサッサッとスクロールしながら斜め読みする。

きっとこんな読み方をしていることでしょう。

 

大学受験で求められる速読力は、まさにこの力。

長文の中から、問題解答に必要な「重要な部分」をパッと見つけ出す能力です。

この能力を身につけるために、

  • スキミング(文章の要点を見つけ、全体の大意を掴むこと)
  • スキャニング(文章の中から特定の情報を拾い上げること)

の2つを練習していきます。

 

速読の練習の前に

速読を練習するための資格はあるかな?

さて。

「さっそく速読の勉強方法に移りましょう!」と言いたいところですが、その前に確認してください。

 

速読に必要な事前スキル

  • 基礎単語の習得
  • 精読力の完成

は完了していますか?

 

具体的には、

  • センターレベルの英単語が入っていますか?
  • 中堅国公立の個別試験の問題を、時間をかければ完全に和訳できますか?

の2つの質問に、即「イエス」と答えられますか?

 

速読練習は、「基礎単語」と「精読力」が定着していないと、効果が激減します。

 

基礎単語の目安は、『システム英単語』の2章までの赤字訳が完璧に入っていること。

精読力完成の目安については、『受験英語の長文をどう勉強するか?まずは「精読」を徹底しよう』の記事を参考にしてください。

 

どちらか一方でも「まだ甘いなぁ」というのであれば、速読練習はもう少し我慢しましょう。

基礎単語力、精読力を身につけてから、もう一度この記事に戻ってきてください。

 

英語長文の速読の勉強方法

具体的な速読の勉強方法をマスターしよう!

それではここから具体的な「速読の勉強方法」を解説していきます。

 

要点は、

速読の勉強方法

  • 2段階レベルを下げた英文を使う
  • 『サイトラ』を練習する
  • 音読しまくる
  • スキミング・スキャニングを練習する

の4つです。

 

2段階レベルを下げた英文を使う

「速読の練習をする」ということは、「精読の勉強をしてきた」はずです。

最終的には、かなりハイレベルな精読用教材も使っただろうし、「時間さえかければ、どんな文章でも和訳できる」という状態になっていることでしょう。

 

ですからきっと速読の練習をするときにも、難しい英文を使いたくなるものです。

しかし、はじめて速読の練習に取り組むときには、「最後に触れた精読教材よりも、2段階レベルの低い英文を使う」ようにしてください。

 

速読の上達に必要なのは、「理論」よりも「感覚」です。

いくら精読が完成していたとしても、「時間をかけないと和訳できない」という文章では、速読の感覚なんてまともに掴めません。

 

はじめての速読教材は、意地を張らずに。

戦略的に「自分の精読力から、2段階レベルを下げたもの」を選びましょう。

 

はじめての速読にオススメの参考書

受験英語の長文をどう勉強するか?まずは「精読」を徹底しよう』の記事を参考に勉強したなら、最後の精読教材は『基礎英文問題精講』のはずです。

その場合は、最初の速読参考書として『速読英熟語』をオススメします。

 

速読練習と同時に、重要な英熟語も大量に習得できます。

CDが別売りなので、そちらも合わせて購入しておきましょう。

 

『サイトラ』を練習する

速読練習はまず、「日本語と同じスピードで読む」状態を目指します。

英文速読の2段階

  • レベル1「日本語と同じスピードで読む」
  • レベル2「問題解答に必要な部分を拾って読む」

 

その第一段階として鍵を握るのが、『サイトラ』です。

サイトラとは「サイト・トランスレーション」の略で、「英文の意味を、前から順番に取っていく読み方」を意味します。

 

たとえば以下の英文を見てください。

Paul Cezanne is now regarded as one of the most important painters of the twentieth century and the father of modern art.

この英文を『サイトラ』してみます。

 

まず、最初から読んで、「ここまでなら、パッと和訳できる」というカタマリで「/(スラッシュ)」を入れます。

そしてその部分だけを和訳します。

Paul Cezanne is now regarded / as one of the most important painters of the twentieth century and the father of modern art.

ポール・セザンヌは、現在、認められている /

この部分だけ和訳しても、いまいち意味が掴み切れません。

とりあえず「ポール・セザンヌって人が、何かで認められてるんだな」とだけ理解しておきましょう。

 

次も同じように、「ここまでなら、パッと和訳できる」というカタマリでスラッシュを入れ、その部分だけを和訳します。

Paul Cezanne is now regarded / as one of the most important painters / of the twentieth century and the father of modern art.

→ポール・セザンヌは、現在、認められている /  最も重要な絵かきの一人として /

次のカタマリによって、「あ!ポール・セザンヌって人は、すごい絵かきとして認められているんだな!」と理解できますね。

 

同様に、次のカタマリでスラッシュ→和訳。

Paul Cezanne is now regarded / as one of the most important painters / of the twentieth century / and the father of modern art.

→ポール・セザンヌは、現在、認められている /  最も重要な絵かきの一人として / 21世紀の /

このカタマリで、「21世紀を代表するレベルだったんだなぁ」と、さらに詳しい情報が追加されます。

 

そして最後のカタマリも同様にスラッシュ→和訳

Paul Cezanne is now regarded / as one of the most important painters / of the twentieth century / and the father of modern art.

→ポール・セザンヌは、現在、認められている /  最も重要な絵かきの一人として / 21世紀の /そして現代芸術の父

「ポール・セザンヌは絵かきとしてだけじゃなく、現代芸術の父としても認められている」、ということまで分かりましたね。

 

これが『サイトラ』です。

前から順番に意味を取っていき、少しずつ補足を加えていくイメージですね。

 

サイトラは紙やノートに書く必要はありません。

カタマリごとに、

 

音読→スラッシュ→和訳音読

 

を繰り返します。

 

1つの文章につき、最低5回はサイトラを繰り返すように。

[最後までruby]淀よど[/ruby]みなく、スラスラとサイトラできるようにしましょう。

 

音読しまくる

サイトラが完了したら、同じ英文を使って、音声を聞きながら音読します。

音読することで、「英文を、英語のまま、前から読んでいく」ことが強制されます。

 

サイトラで「前から読み」を意識したことにより、「英文を、英語のまま、前から読んでいく」ことのハードルが下がります。

 

注意点として、必ず「音声を聞きながら」音読するように

正しい発音、理想的なスピードを意識しながら、お手本を真似て音読練習です。

 

1つの文章につき、最低10回はその日のうちに音読します。

最終的に速読教材に収録されている英文は、すべて50回以上音読しましょう。

 

サイトラ&音読が、レベル1「日本語と同じスピードで読むの勉強にあたります。

1冊の参考書を使って、ひたすらサイトラ&音読を繰り返してください。

 

途中からは英文を見ずに、音声だけを聞いて音読する『シャドーイング』に取り組んでいきましょう。

使用参考書の全文が、スラスラとシャドーイングできるようになれば、レベル1「日本語と同じスピードで読む」段階のクリアです。

 

スキミング・スキャニングを練習する

レベル1「日本語と同じスピードで読む」段階をクリアしたら、レベル2「問題解答に必要な部分を拾って読む」段階へと移ります。

英文速読の2段階

  • レベル1「日本語と同じスピードで読む」
  • レベル2「問題解答に必要な部分を拾って読む」

 

この段階では、

  • スキミング(文章の要点を見つけ、全体の大意を掴むこと)
  • スキャニング(文章の中から特定の情報を拾い上げること)

の2つのスキルを磨き上げていきます。

 

スキミング・スキャニングのオススメ参考書

スキミング、スキャニングの習得には、『キムタツ式英語長文速読特訓ゼミ』シリーズをオススメします。

受験対策に特化したスキミング、スキャニングの方法を、はじめからていねいに解説してくれています。

 

キムタツ式は、

  • 基礎レベル編
  • センターレベル編
  • 難関レベル編

の3レベルがあって、基礎レベル編の英文レベルはそんなに高くありません。

ここまで取り組んできた受験生にとっては、極めて簡単な英文に見えるはずです。

 

ですが、

  • スキミング(文章の要点を見つけ、全体の大意を掴むこと)
  • スキャニング(文章の中から特定の情報を拾い上げること)

の練習も、やはり「今の読解レベルよりも、2段階下げた英文」からスタートしましょう。

今までとはまったく異なる読解方法の練習になるので。

 

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最後に

最後に今回の要点をまとめておきます!

英文速読の2段階

  • レベル1「日本語と同じスピードで読む」
  • レベル2「問題解答に必要な部分を拾って読む」

速読に必要な事前スキル

  • 基礎単語の習得
  • 精読力の完成

速読の勉強方法

  • 2段階レベルを下げた英文を使う
  • 『サイトラ』を練習する
  • 音読しまくる
  • スキミング・スキャニングを練習する

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