夏休みの勉強が失敗する4つのNG行動

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季節は夏休み真っ只中。
記事の閲覧数やインスタを見ていると、やっぱり夏休みに気合い入れるぞ!って人は多いんだなー、とあらためて実感しました。
だけど、いつもよりも気合いが入るからこそ、それが空回りしちゃって、盛大に失敗してしまう可能性があるんですよね。
夏休みが終わってから、「あれ?思ったより力ついてないぞ」と思ってしまうことも十分ありえます。
というわけで今回は、「夏休みの勉強が失敗する4つのNG行動」について説明していきますね。
動画でも解説しています!
▼YouTubeでどぞ!
夏休みの行動が失敗する4つのNG行動
この4つのNG行動は絶対に避けよう!
「夏休みの勉強が失敗する4つのNG行動」って何かというと、
- 生活リズムを大きく崩す
- 勉強時間を決めない
- 勉強量にこだわる
- テキストを大量に買う
この4つです。
①生活リズムを大きく崩す
これは起床時間とか睡眠時間ってことだけではありません。
たとえば普段、午前中って学校で勉強していますよね。
だけど、夏休みだからといって、「午前中はまったり過ごして、午後から勉強しよう!」っていう風に、普段の生活リズムから大きく崩した過ごし方をする、って人、結構多いんですよね。
普段と違う生活リズムって、それだけで身体にストレスがかかります。
「なんとなくソワソワした気分になる」って言ったら分かりやすいかもしれません。
その結果、勉強や休憩のリズムも崩れてしまって、「なんか勉強が捗らないなぁ」っていう日が続いてしまいます。
前回の記事でもチラッと話したんですけど、起床時間は2時間までなら遅らせてもOKです。
関連記事:勉強ガチる人向け!夏休みの一日の使い方
ですがそれ以外の生活リズムに関しては、たとえば、起きてご飯を食べたらすぐに図書館に行って勉強して、夕方になったら家に帰ってきて、みたいに、学校がある日の生活リズムを可能な限り保つようにしましょう。
②勉強時間を決めない
「夏休みはできる限り勉強するぞー!」と意気込むこと自体は何も問題ありません。
しかし勉強する時間を特に決めず、「とにかく、やれるだけやる」と、勉強時間を決めないのは、たいてい失敗します。
たとえば丸一日時間があって、「今日は朝からたくさん勉強できるぞ!」と思ったとします。
だけど実際には勉強を始めるのは昼からになったり、勉強してる間も、「ま、今日はまだまだ時間あるし」と、頻繁にスマホを触ったりしてて、気づいたらあっという間に夜になっていて、「あれ?今日ほとんど勉強できてなくね?」って思った経験ありませんか?
これは「パーキンソンの法則」といって、ザックリ言うと「人は与えられた時間を目一杯使おうとする」っていう性質のこと。
「この宿題を2時間で終わらせて」って言われたら、2時間で終わらせますし、「この宿題を明日までに終わらせて」って言われたら、明日の期限ギリギリまで時間がかかっちゃうんです。
「今やろうとしている勉強に、どれくらいの時間をかけるのか」が決まっていなければ、結局、その勉強にかける時間はどんどんどんどん膨れ上がっていきます。
特に夏休みは自由な時間が多いですから、勉強時間をしっかりと決めないと、「普段より時間はあるのに、普段より勉強が進まない」っていう最悪な現象が起こります。
どんなに時間があるといっても、「この勉強は、この時間までに終わらせる」と、勉強時間は明確に設定するようにしましょう。
③勉強量にこだわる
やっぱり夏休みって時間がたくさんあるから、「とにかくたくさん勉強する」と、勉強の量にこだわる人もたくさんいます。
たとえば、「夏休みは問題集を毎日20ページやろうと思ってたけど、今日は10ページしかできなかった。最悪。ペースを取り戻すために、明日は30ページやろう。」
みたいな感じで、とにかく勉強の「量」にこだわる人。
「量」にこだわること自体は悪いことじゃないんですけど、「質」が伴っていないのに「量」をこなしたところで、何の力もつかないんですよね。
今日20ページやれなかったらから、明日30ページやろうって言って、実際に次の日30ページやったとして、それは本当に力になってるのか、ってのを考えてみてほしいんです。
時間があるからこそ、一つ一つじっくりと、丁寧に理解できますし、確実に身につけながら進めることができます。
「量」の前に、まずは「質」を上げることにこだわりましょう。
④新しいテキストを大量に買う
これも夏休みに陥りがち。
「時間がたくさんあるから、たくさんのことがやれる」って発想で、とにかくテキストを次から次へと買ってしまう。
本屋に行くたびに、良さそうな参考書や問題集が目に映って、どんどん買っちゃう。
もう、夏休みマジックですね。
「夏休みの間にやれたらいいな」って感覚で買ってる人もいるかもしれませんが、新しいテキストが家にあることで、「早くこのテキストやりたいなぁ」って気持ちが沸々と湧いてきます。
やっぱり新しいテキストってワクワクしますからね。
そうなると、新しいテキストを早くやりたいがために、「とにかく今のテキストを早く終わらせよう」って気持ちが先行して、勉強の質が落ちてしまう。
新しいテキストに移っても、また新しいテキストが気になってしまい、また「次のテキストに移りたい」という気持ちが出てくる。
これ、負のスパイラルですよね。
夏休みとはいえ、やるべき勉強はいたってシンプルです。
目の前のテキストを、徹底的にやり込むこと。
これを念頭において、夏休みという長い自由時間を乗り越えていきましょう。
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最後に
最後に復習しておきましょう!
今回は、「夏休みの勉強が失敗する4つのNG行動」について。
①生活リズムを大きく崩す
普段と大きく異なる生活をすると、身体に余計なストレスがかかってしまい、勉強の効率が落ちてしまう。
これを防ぐために、できる限り普段と変わらない生活リズムを維持すること。
②勉強時間を決めない
「勉強時間がいくらでもある」という状況になれば、その時間を目一杯使おうと、1つの勉強にかける時間が肥大化していく。
勉強時間はしっかりと設定して、メリハリをつけて勉強する。
③勉強量にこだわる
夏休みはどうしても「たくさん勉強できる」っていう考えになってしまうが、重要なのは「量」よりも「質」。
適当な量をいくらこなしても意味がないから、「勉強の量」よりも「勉強の質」にこだわっていく。
④テキストを大量に買う
夏休みには何故か、新しいテキストをやりたくなる。
しかし新しいテキストを大量に購入することで、目の前のテキストが疎かになっていくので、グッとこらえて目の前のテキストに集中すること。
自由な時間が増える夏休みだからこそ、自分で自分の行動を律していかなければなりません。
夏休みが終わってから、「あれ?全然力ついた気がしないんだけど…」という思いをしないよう、1日1日を噛み締めて過ごしていきましょう。