夏休みの勉強計画の立て方を4つのポイントで解説!

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今回はもうすぐ夏休み、ということで、要望の多かった「夏休みの計画の立て方」について話していきます。
夏休みは学校進度もストップして、自分の時間が多く持てる貴重な期間だから、入念な計画を立てて過ごしたい、って思う人はたくさんいますよね。
だけど、いざ計画を立てようと思っても、すっごくあいまいな計画になっちゃったり、なんかうまくいきそうにない計画ができちゃったり、と、計画の立て方で悩む人もたくさんいるんですよ。
まぁ、そりゃそうなんです。
計画って、ちゃんとした考えを持って立てないと、全然役に立たないモノになっちゃうんですよね。
計画の立て方だけで、1冊の本が書けちゃうくらいですから。
夏休みの計画を立てるには、
- テキストと範囲を決める
- ペース配分を考える
- 計画を修正する日を決める
- 予備日を設ける
の4つがポイントとなります。
動画でも解説しています!
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①テキストと範囲を決める
まずは何を使うかを明確にすること!
勉強計画において、一番重要なのは「どのテキストを使うか」ってこと。
これがすべてのベースとなります。
夏休みは長いですから、「できる限り多くのことをやりたい」と思う気持ちも分かります。
でもすべての科目をまんべんなく、基礎から応用まで全部を完成させる、っていうのも限界があるわけですよね。
- どの科目の、どの単元の、どのレベルを固めるのか
- その知識を固めるために、どのテキストを使えばいいのか
- 学校の課題で十分なのか、それだけじゃ足りないのか
そういったことを考えたうえで、夏休みに勉強する「テキスト」と「範囲」を厳選しましょう。
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②ペース配分を考える
使うテキストのペース配分を決めよう!
テキストと範囲が決まったら、2つ目のポイント。
よく、「計画立てました!」って言って、「夏休み中にこのテキストをカンペキにする!」で終わってる人も結構多いんですよね。
でもそれだと100%計画は達成できません。
「テキストをカンペキにする」ってのはただの目標なわけで、どうやってそのテキストをカンペキにするか、っていう、具体的で明確な計画まで落とし込まなきゃならないわけです。
ってわけでポイントとなるのが、ペース配分。
たとえばある問題集が100問あって、それを夏休みの30日間で終わらせるんなら、単純計算100÷30で、1日あたり3~4問のペースで進めることになります。
ですがその100問の問題集を、夏休み中に3周は回したい、というのであれば、それだけじゃ足りません。
1日3~4問ペースでやれば30日かかるのなら、2倍の6~8問ペースでやれば半分の15日程度で終わる。
ですからたとえば、夏休みの前半の15日間は、1日6~8問ペースで進めて、とにかく1周終わらせる。
そして夏休み後半の15日間では、1週間でその問題集を1周回す。
夏休みの前半ですでに1周終わらせてるから、1週間で1周はいける…!
というように逆算して、それぞれのテキストのペース配分を計算しながら考えていきましょう。
それをスケジュール帳やカレンダーなどに、「この日は、このテキストの1~10ページ」という感じで、1日ごとに具体的に書き込んでいってください。
全体のペース配分をスケジュール帳やカレンダーに書き込んだら、あとはこれを実行していくことになります。
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③計画を修正する日を決める
週に1回は計画チェック!
どんなにしっかりと計画を立てたとしても、計画というのは間違いなく崩れます。
100%崩れます。
しっかり立てた計画だからこそ、こまめな修正が必要なんですよね。
というわけで、毎週どこかの曜日を固定して、30分~1時間ほど、計画を修正する時間をつくってください。
「毎週月曜の夜9時~10時」って決めたなら、毎週月曜の夜9時に、スケジュール帳やカレンダーを取り出して、1週間分のペースが順調かを確認する。
思ったよりも遅れてるのなら、どこで遅れを取り戻すのかを考える。
進んではいるけど、イマイチ理解ができていない部分が多いのなら、勉強のペースを下げることを考える。
反対に思ったよりも順調で余裕があるんなら、勉強のペースを上げて、後半にまとめて復習する時間を設ける。
という感じで計画の進度や理解度を確認して、今後の計画を修正していきましょう。
④予備日を設ける
計画は絶対に崩れる、という前提で動くこと!
先述の通り、計画というものは絶対に崩れます。
それが「思ったよりもサクサク進んだ」って感じで崩れるんならいいんですけど、もう99%が「思ったよりも進まない」って感じで崩れるんですよね。
ですから「計画は必ず遅れるもの」って認識でいることが重要。
そしてその遅れをこまめに取り返せるように、1週間のうち最低でも半日、できれば丸1日を「予備日」として設けておきましょう。
予備日には、計画を一切入れないようにしてください。
1週間のうちにできなかった計画を、予備日を使って一気に消化していくんです。
もし1週間の計画がちゃんと終わって、予備日にすることがない場合は、来週の計画を前倒しで進めてもいいし、1週間頑張ったご褒美として、思い切って遊んでもいいです。
ちゃんと予定通り進んでいるわけですからね。
予備日が1日あるだけで、精神的な余裕も、計画の余裕も大きく変わってきます。
計画は、ただただ詰め込むのではなく、うまくいかなかったときのことまで考えて、戦略的に立てていきましょう。
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最後に
最後に復習しておきましょう!
今回は「夏休みの計画の立て方」について説明しました。
ポイントは、
- テキストと範囲を決める
- ペース配分を考える
- 計画を修正する日を決める
- 予備日を設ける
の4つ。
まずは夏休み中に完成させたいテキストと範囲を決めて、それぞれのペースを逆算することで、ザックリとした全体像をつくる。
その全体像は絶対に崩れていくから、週に1度、30分~1時間くらいの時間を取って、こまめに計画を確認して、修正していくこと。
また、こまめに計画の遅れを取り戻せるように、1週間に最低でも半日、できれば1日は、計画を一切入れない予備日を設けておくこと。
今年の夏休みは、これらのポイントを意識して、計画を立ててみてください。
あなたの夏休みが、過去最高の時間になるよう願ってます。