すぐに勉強に移るためのテクニックのコツ

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今回は「勉強のやる気はあるんだけど、なかなか勉強机に向かえない」って人に向けた話。
スッと勉強に取り掛かることって難しいですよね。
「勉強しよう」と思っていたのに、気づけばスマホを触っていたり、ベッドで横になっていたり。
でもそういう相談を学校の先生とかにすると、「気合いが足りんからや!」とか「やる気がないからや!」っていう、精神論で返されたりすることもありますよね。
いや、やる気はあるんだって!やろうともしてるんだって!でもやれないんだって!
と、声にならない叫びを上げたくなったことも、一度や二度じゃないかもしれません。
精神論って、言う方はカンタンだけど、やる方からしたらえらい抽象的なアドバイス。
だから実際、なんの解決にもならないですよね。
それじゃあさっそく「勉強のやる気はあるんだけど、なかなか勉強机に向かえない」っていう悩みを解決していきましょう。
動画でも解説しています!
勉強のやる気が出ない原因
勉強までのハードルの高さが、やる気が出ない大きな原因なんです!
そもそも「やる気があるのにやれない」というのは、「やるまでのハードルが高い」ことが原因。
「勉強自体を面白く思っていない」ってこともあるけど、それ以前に勉強するまでの準備に大きなハードルがあるんです。
勉強をはじめるときを想像してみてください。
「よし!勉強しよう」と思っても、いきなり勉強に取り掛かれるわけじゃないですよね。
まず、どんな勉強をするかを決めなきゃいけないから、カバンの中から教材を何冊も出したり戻したり、本棚から教材を出したり戻したりして、「うーん、どの勉強すればいいんだろう」って悩む時間があるわけです。
教材が決まっても、まだ勉強には取りかかれません。
次は、どのページをするかを決めなきゃならないわけです。
前回の続きからやるのか、前回の復習からやるのか、はたまた分からない範囲に戻ってやり直すのか、ここでも悩まないといけない。
それでやるページが決まったら、今度は筆記用具を取り出さなきゃならないし、ノートも取り出さなきゃならない。
科目や教材ごとにノートを分けていたら、そのノートを探し出すのにも時間がかかります。
学校で使ってる教材もノートもたくさんあるし、全部まとめてカバンの中に突っ込んでたりもするから、それらをイチイチ探し出すのもダルいですよね。
で、無事ノートを探し出して、ようやく準備完了した後に待ち受けているのが、一番面倒な「勉強」なわけです。
勉強の直前がストレスのピーク
ただでさえ面倒な「勉強」。
なのに、その「勉強」にたどり着くまでに、面倒なハードルをいくつも乗り越えなきゃならないんですよ。
ひとつハードルを乗り越えようとする度に、じわじわと精神的なストレスが溜まっていきます。
勉強の準備が整う頃には、すでに「ストレスMAX」の状態になっちゃってるんですよね。
だから勉強したくても、カンタンにはできない。
いろんなハードルを越えるために、それなりの気合いが必要になるからです。
つまり、「やる気があるのに勉強に取り掛かれない」ってのは、「勉強に取り掛かるまでの準備が面倒すぎる」ってのが大きな原因のひとつなんです。
ですから、「勉強の準備」と「勉強そのもの」を切り分けてやりましょう。
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勉強のハードルを下げる2つのポイント
この2つのポイントを意識して、勉強のハードルを下げよう!
ポイントは
- 寝る前に次の日の準備をしておく
- 1問だけ解く
の2つです。
寝る前に次の日の準備をしておく
今日から毎日寝る前に、次の日に勉強する教材を勉強机の上に広げておいてください。
教材を置くだけではダメ。
次の日にやるページを開いた状態で、「どの問題からやるか」が一目で分かる状態で、勉強机に置いておく。
もちろん、ノートも一緒に広げておき、筆記用具も筆箱から取り出して、ノートの上に置いておきましょう。
勉強机に座った瞬間から、すぐに勉強をスタートできる状態にしておく。
その状態で睡眠に入ってください。
すると次の日には、「勉強の準備」をしなくてよくなります。
勉強机に座れば、即座に勉強がスタートできるわけです。
1問だけ解く
そして次の日、朝起きてすぐとか、学校から帰ってきた後とか、まぁその辺は人によりますが、「勉強しよう」と思ったタイミングで、「とりあえず1問だけ」解いてみてください。
最初から「10ページ進むことを目標に!」とか「5問解くまで休憩しない」とか意気込まなくてOK。
1問解いたらすぐに休憩してもいいので、とにかく1問だけ解いてみます。
1問だけならそんなに意気込まなくても、サクッと終わらせることができるでしょう。
ところが人間ってのは不思議なもので、サクッと終わったら終わったで、「なんか物足りないなー」とか、「せっかくだからキリのいいところまで」とか思うんですよね。
結局「1問だけ」のつもりで始めても、いつの間にか数ページ進んでいたりするんです。
もちろん「1問だけ」で終わる日もあるかもしれませんが、続ければ続けるほど、「1問で終わる日」は少なくなっていきます。
基本的に「やる気はある」わけですから、勉強のスタートさえうまく切ることができれば、軌道に乗ることは意外とカンタンなんですよ。
そしてその日の勉強が終わったら、寝る前にまた次の日の準備を済ましておく。
この繰り返しです。
これを意識して日々過ごすことで、「勉強のやる気はあるんだけど、なかなか勉強机に向かえない」っていう悩みは間違いなく減少していくことでしょう。
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最後に
最後に復習しておきましょう!
「やる気はあるのに勉強できない」という悩みは、勉強のハードルの高さが原因。
特に勉強前の準備は、知らず知らずのうちにストレスが溜まっていき、勉強に取り掛かる頃には相当なストレスになる。
だから、「勉強の準備」を寝る前に済ましておく。
「勉強の準備」と「勉強そのもの」をうまく分割しておくことで、「勉強そのもの」へのハードルをグッと下げることできる。
実際に勉強を始めるときは、「10問解くぞ!」とか「10ページやるまで休憩しない!」って意気込むと、それなりの気合いが必要になってしまう。
勉強へのハードルがまた上がってしまうから、「まずは1問だけ解く」というつもりで、できる限りハードルを下げて勉強に取り掛かるようにしておくこと。
このブログを見ている君は、基本的に「やる気はある」人のはず。
一度勉強をスタートできれば、軌道に乗って勉強を進められるはずです。
だから
- 寝る前に次の日の準備をしておく
- 1問だけ解く
この2つのポイントを意識して、勉強へのハードルを下げる工夫をしていきましょう!